田舎暮らしは、都会の生活と比べていろいろな面で不便さがあるのは否めません。
その、田舎の人間関係は密。
それは、都会モノには何かと面倒くさいかもしれません。
ですが、不便だからこそ助け合う温かい人間関係があります。
きっと、都会の生活ではなかなかお目にかかれないご近所との触れ合い。
それこそ、田舎暮らしの底力を学べる良い機会
都会のアラフィフOLが田舎にライフシフトして、
リアルにで学んだ「田舎暮らしで人間力が鍛えられる2つの理由」をお伝えします。
デジタルでは到達できない田舎の底力が学べる
今あらゆる面でデジタル化やAI化が急速に進み、生活環境が合理的で便利になってきています。
一方、田舎に暮らすおじーやおばーは時代の進化に迎合せずに、
未だに超アナログの世界にどっぷり浸かっています。
一言でいうと、
田舎には自分たちの力で生き抜いていく底力があります。
その底力は、先人の知恵がぎゅーっと詰まった昔ながらの生活風習であり、今も日常生活に存在するもの。
たとえば、
- 生活の根底には自然があり、
- 季節に合った収穫があり、
- 収穫を祈願する行事があり、
脈々と受け継がれてきた生活風習があり。
そこには、あえて時代の最先端のツールに依存することがなく、
自分で体感し、失敗を重ね、常にトライ&エラーを繰り返しながら、積み重ねていった底力があります。
田舎の底力とは
田舎暮らしの底力は、決して上辺だけの言葉では語れない、田舎の厳しい自然環境で場数を踏んだ経験値と才覚があり、
一朝一夕では決して真似できないことばかり。
都会の便利な生活では、自然環境に振り回されることはほとんどないため、生活のために創意工夫する機会も多くないでしょう。
その反面、田舎暮らしは、不便だからこそ「生活を楽しむ知恵」があちらこちらに散らばっています。
それは、時代の変化にブレることがなく、どんな状況においても「やり抜く底力」を感じられるものばかり。
ぜひ、田舎暮らしでやり抜く力を鍛え、理想のライフシフトを達成してみよう!
世代レスなダイバーシティな人間関係
何度も言います。
田舎の生活は都会の生活に比べて人口密度が少ないため、他人との距離感が近くて密です。
仕事も地域に密着した職業や、農家などを兼業でやっている人が多いため、
仕事関係によるプライベートな付き合いがよくあります。
何よりもコミュニティが狭いので、良い噂も悪い噂もすぐに広まります。
それゆえに、田舎の「距離の近い人間関係」を利用してみることで、大きなメリットがあります。
田舎の密な人間関係のメリットとは
田舎暮らしでは、地域の子どもからお年寄りまでの幅広い世代と交流を持つ機会がよくあります。
世代が全く違う人たちとコミュニケーションを取ることで、地域特有の文化に触れることができます。
かならず、新しい価値観に出合うことができるでしょう。
自分にはない多様性を受け入れることにより、
- 広い視点を持つことができる
- コミュニケーション能力が鍛えられる
- 幸福度が高まる
など、良いこと尽くめ。
移住はゆっくり進む長距離ランナーみたいなもの。
もし、地域に入り込むことが難しい場合は、最初から無理に地域に入り込もうとせずに、
徐々に自分の受け入れられる範囲を広めることから始めてみてください。
自分のペースで地域との距離を埋めていくことで、
自然に地域に溶け込むことができるはずです。
田舎の幅広い世代と交流をもつことで、確実に自分の学びとなります。
それは、新しく視野を広げるチャンスとなるでしょう。